新築と改修工事の違い】

 

建造物と一言でいっても、建材の多種多様化に伴い、

色々な種類があります。

 

構造としては、木造軸組(在来工法)、

木造枠組(ツーバイフォー)、鉄骨造、RC造...。

 

工事の種類としては、新しく建てる”新築”と、

建て直す”改築”、増やす”増築”、

そして、既存の建物を基本として改築する

”リノベーション(リフォーム)”。

 

ここではそれらを屋根工事、建築板金工事の”新築”と

”改修工事”に大別して話をしたいと思います。

 

 

 

新築の流れ

 

新築の流れは、まず設計士の先生が描いたものが

図面になります。

そして施工図ができ、建材が決まり、

それに沿って施工を行います

 

 

 

改修工事(リフォーム)の流れ

 

改修(リフォーム)工事とは、

 

既存の建築物の現場調査を行います。

 

そして施工図ができ、建材が決まり、

それにそって施工を行います。

 

違いがあまりないようですが、

施工の部分が新築ほど簡単にいかないのです。

 

新築物件は図面の通りに寸法が出て、

その通りに施工する。

 

改修工事では既存の建築物自体が、

長い年月を経て”ゆがみ”が生じていたり、

突起物が取り付いていたり、

一部的に補修してあったり、

腐って朽ちていたり。

 

施工図に表れない、

難解な部分があるということです。

 

計算が立ちにくいのです。

施工途中に問題にぶち当たることもあるわけです。

 

それらを、最終的には「キレイに、漏らさず、

飛ばさない」施工をしなければなりません。

 

現場調査の段階で、

しっかりと調査している業者でないと、

優良業者とはいえないかもしれません。

 

どちらにせよ、

事前にしっかり施工業者と打合せが必要です。

 

 

 

そしてもう一点。

 

改修工事の場合は、既存の建物が、

すでに使用状態ということが多いです。

 

人が住んでいる、工場は稼働している、

倉庫に荷物が入っている、そんな状態です。

 

なので施工途中にも、

「漏らさない、飛ばさない」ことが必要です。

 

これがとても重要で、難しいのです。

 

工場の工程上、漏らさないというのは

物理的に不可能な段階というのは必ずあります。

 

それをどう乗り切るか?

 

天気予報を十分確認して、日程を調整する。

 

ブルーシートで養生を素早くできるようにする。

 

内部の状態を確認して、予定を立て、

時間単位で作業を進める。

 

そのようにしてクリアしていくのです。

 

 

 

これが面積が大きな工場などになると大変です。

 

屋根作業中に物が落下して、

工場作業員さんにあたった。

 

雨が漏れて24時間稼働の機械が止まった。

 

そんなことがあっては大変なことです。

 

施工管理者、内部警備員、施工班などが

一体となって、スケジュールに則って

工事を行う必要があります。

 

施工者も、仕事以外に施主様との

コミュニケーション能力も必要です。

 

 

 

改修工事とはこのように、

高い能力が要求されるのです。

 

そして、日本の現在の建築需要は

改修工事、リフォームが増加しています。

 

「スクラップ&ビルド(壊しては新しく建てる)」から

「直して使う」の時代に間違いなくなっています。

 

改修工事に適した業者を選定するのも

大切になってきています。